サイグラムを学んで理解して楽（ラク）を楽しみましょう

総務省の統計局では、いろいろな調査・統計を公表しています。

その一つに
『二人以上の世帯　１世帯当たり１ヶ月間の収入と支出』
という統計があります。

例えば平成２２年４月分の場合、世帯全体の実収入は４７４，６１６円。　
実支出は４２２，２５７円。
ちなみにエンゲル係数は２０．０％。（エンゲル係数（％）＝食費÷消費支出×１００）

エンゲル係数が高くなるほど、家計が厳しいとされています。

正社員が減り、契約社員の増加の影響などもあり、世帯収入の減少傾向は続いていますね。

今後は、年収３００万円の世帯が、さらに増加すると予想されています。

子どもの学費、老後の資金、といった大きい支出の他にも車検、税金、保険といった定期的な出費もあります。

収入の中からコツコツ蓄えて、残った額をどう使えばいいのか、家族、特に夫婦で話し合うことは大切です。

ですが、奥さんがお金を全て管理していて、ご主人は何も知らない、という家庭は多いですよね。

収入と支出をしっかり把握することは、資金づくりの基本です。

家計簿や袋分けなど、いくつか方法はありますが、ご自分に合った方法を見つけるのが長続きするコツですよ。