サイグラムを学んで理解して楽（ラク）を楽しみましょう

チェックシート作り、概算把握の基礎資料に！
　
「家族みんなの夢はマイホームと分かったから、さあ次は、お金をどうしようか！」と、

はやる気持ちは分かりますが、その前にやることがあるのです。


それは、マイホームを建てる・購入する目的や建てたい家の確認です。
　
●家族会議を開こう　

マイホームを建てる、あるいは購入する目的を明確にすることが、

実践的な資金計画に入る上で大切です。


その理由は「何となく」「親に言われたから」「同級生や同僚も購入したから」

などというあいまいな答えでは、何百万円、何千万円の大金が

伴うマイホーム取得のモチベーションを保つことが難しいからです。


マイホームを建てる・購入する目的を家族で明確にするためにも、

まずは家族会議を開きましょう。


では、何を話し合えばいいのでしょうか。

そこで活用してほしいのが、チェックシートです。

●チェックシートの例　
目的
　□　なぜマイホームを購入するのか？
　□　将来マイホームを売ったり、貸したりするのか？
スケジュール＆将来
　□　いつまでに入居するのか？それはなぜですか？
　□　５年後のことを想定していますか？
　□　10年後のことを想定していますか？
　□　家族旅行の計画や車の買い替えは予定していますか？
資金
　□　自己資金(頭金)はいくら用意できますか？
　□　毎月、無理なく支払いできる金額はいくらですか？
　□　親からの援助はありますか？
間取り
　□　現在の住まいの気に入っているところは？
　□　現在の住まいで不満なところは？
要望
　□　これだけは譲れないという希望はありますか？
　□　実現できればいいなというものはありますか？

チェックシートを活用することで、取得費用の概算がつかめるだけでなく、家族の意思統一にもつながる

主に「目的」「スケジュール＆将来」「資金」「間取り」「要望」を確認していきます。

目的では、マイホーム取得の目的や、将来的に売却・賃貸するかを確認します。

スケジュール＆将来では、入居する期日とその理由、５、１０年後のわが家の状況の想定、

家族旅行の計画や車の買い替え予定の有無を確認します。


●議事録ノートも用意

資金では、用意できる自己資金（頭金）の金額や、

毎月無理なく支払える金額、親からの援助の有無を確認します。

間取りでは、現在の住まいの気に入っているところと不満なところ、

要望では、譲れない希望や実現できたらいいことをそれぞれ確認していきます。


そうすることで、今まで賃貸だから我慢していた「ペットの飼育」や「書斎」、

「庭でのバーベキュー」といった希望が確認でき、

それらをかなえるために必要な資金を大方つかむための資料になります。


また家づくりノートを用意し、家族会議の議事録を残すと、意見の食い違いが防げます。

家族会議でマイホームの意見が違ったり、ぶつかったりするかもしれません。

しかしそれは、家族がマイホームに対して真剣になっている証拠。

それをどう折り合いをつけるか、話し合いを重ねることで絆が深まり、家族みんなが納得するマイホームが手に入るのです。





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