日本人には、無宗教者が多いと言われますね。
そんな人でも、
「神社で初詣・お宮参り・厄払い」
「教会で結婚式」
「お寺でお葬式」
と、人生の節目節目で、あちこちの神仏に感謝したりお願いしたり。
出産や受験の時も、心の拠り所にしていますよね。
例えば、家づくりのときは『地鎮祭』。
こだわりの神社やお寺がないなら、業者が紹介してくれることでしょう。
その人の心のどこかに、恐れや敬いの気持ちがあるからでしょう。
でも、この伝統的儀式をどう受け止めるかは、夫婦でも親子でも、微妙に違います。
ただの形式なのか、真剣な御挨拶なのか…。
古くから、日本ではすべてのものに神が宿ると言われてきました。
年配の方や信心深い方なら、さらにその思いを大切にしています。
もし、あなたがそれほど気にしないタイプでも、家族や両親・身近な親族に気にする人がいたら、お祓いをするかどうか、事前にしっかり話し合っておいた方が無難です。
・井戸やトイレ(浄化槽)を埋める
・水周りをリフォームする
・庭の古い木を切る
・増築・解体
といった工事を行う場合、信心深い人にとっては、一大事です。
もしお祓いをせずに工事をして、その後事故や病気があったら、お祓いをしなかったことが原因と考えがちです。
その考えが、あながち間違いではない場合もあるようですし。
ちなみに、あるお寺のHPによると、神様の怒りによって起きる霊障害として
・ラップ現象
・家にいると落ち着かない、片付かない
・カビが生えやすく、異臭がする。水道の水がまずい
・家族に精神状態が良くない人が出る
・家族の誰か(特に子ども)が暴言を吐き、暴れる
などが挙げられています。
「それほど信じてはいないけど、安心するための保険に」
とお祓いをする人もいます。
ただ、そんな話題に触れる機会は少ないので、家族の想いに気づかない場合もあるでしょう。
一度、家族みんなで話し合ってみるといいのでは?