住宅ローンを利用するときの秘訣③

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住宅ローンを利用するときの秘訣③


「何年で返済するか?」

住宅ローンを利用するとき、
月々いくら支払えるか?ということを考えることが大切です。
次に、ボーナス返済はいくらにするか?を考えます。
このことは前に書きましたよね。


その次に大切なことは、
「何年で返済するか?」ということです。


住宅ローンを利用する人が、絶対に陥ってはいけないことは、
自分の年収で、返済年数を最長(35年)で考えたら、
全部でいくら借りられるか?と考えることです。

要するに、
借入れ限度額を、年収と返済年数のみで計算することは避けるべきなのです。


そもそも、35年返済をするとして、
35年後のあなたは、何歳になっているのでしょう?

定年退職をするときに、退職金で返済すると考えている人も要注意です。
退職金は老後の生活費という位置付けのものであり、
借入れを返済するためのものではありません。


もうひとつ覚えておいてほしいことは、
返済年数を決めるとき、毎月の返済額を考えるだけでなく、
総返済額も考えるということです。
その差にビックリしますよ。


例えば、3000万円を金利1%(全期間固定)元利金等返済、ボーナス払いなし
という条件で借りるとして、

返済期間別で考えてみると次のようになります。

20年の場合・・・毎月の返済額・137,968円、総返済額・33,112,271円

25年の場合・・・毎月の返済額・113,061円、総返済額・33,918,377円

30年の場合・・・毎月の返済額・96,491円、総返済額・34,736,908円

35年の場合・・・毎月の返済額・84,685円、総返済額・35,567,804円

総返済額を見ると、かなり違いますよね。


返済年数を考えるときは、
あなたの定年退職する年齢までで、
できるだけ短く考えることをお薦めします。


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